星紡ぎの夜

星紡ぎの夜

「ほらほら早く!」と少女は笑う
  今日は待ちに待った夏祭り
皆が思い出の品を持ち寄って星の万華鏡にいれるんだ
   アンティークの時計にボタン 昔住んでいた家の鍵
欠けたビー玉 色褪せた写真 履きつぶしたスニーカー
  夜空に映し出されるのは、そんな記憶の花
思い出が詰まっている程綺麗な花が咲く
変わらないもの 変わるもの
未来の少年少女達が紡いでいく星の夜空
 
pixivのスニーカー文庫さんの企画に参加させていただいた絵です。
100年後の夏祭りをイメージして。

私が小さい頃は近所に駄菓子屋さんがありました。
色鮮やかなお菓子 じゃらじゃらした原色の小物
100円で小さな世界を手に入れることができたあの時も、遠い昔
100年経ったらどうなっているんだろう

変わっていくなかで 変わらないものがあるのなら
それは人が紡いでいくものではないのだろうか

新しいのに懐かしいのは 想いがあるから
そんなことを思いながらこの絵を描きました。


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